2025年5月20日 火曜日（№4759)

　函館の今日の天気は、曇りのち晴れ、一時雨、最高気温は19.4℃でした。
　　　　
【いさりび鉄道赤字負担割合協議】

　いさりび鉄道の赤字補てんの負担割合見直しの議論について報じられています。

（以下、北海道新聞から引用）

　第三セクター道南いさりび鉄道（いさ鉄、函館）の赤字補塡（ほてん）の負担割合見直しの議論を始めた地域沿線協議会で20日、沿線の函館、北斗、木古内の3市町は現行の北海道8割、沿線市町2割を基準とするよう、道にくぎを刺した。道が財政難から負担の引き下げを検討するものの、沿線自治体も財政は厳しく、道の負担割合を高めるよう求める意見も出るなど協議は難航しそうだ。

　「道と沿線市町は相応の負担をしている。（議論は）道の負担割合引き下げが前提ではない」。函館市の佐藤聖智子副市長は協議会でこう強調。協議会後の取材に対して、「合理的な考え方やデータを示していただいた上で、建設的に議論を進めていくべきだ」と述べた。

　協議会で道は新たな負担割合の案を提示せず、第三セクターが運行する道外8社の負担割合を比較するなどして検討を進める考えを示すにとどまった。沿線3市町のうち路線距離が最も長く、11.2％を負担する北斗市の工藤実副市長は人口減や高齢化による市町村の厳しい財政状況について言及。「(貨物列車も走るいさ鉄が)北海道と本州を結ぶ物流の大動脈区間であることを鑑み、広域自治体である道の負担割合を高めるようお願いしたい」と要望した。

　木古内町の羽沢裕一副町長は、道の財源確保策として宿泊税の活用を提案。老朽化が進む車両の更新など、いさ鉄は今後、多額の設備投資が必要となることから、「車両更新は経営に重大な影響を与える。負担割合の協議と合わせて議論していくべきだ」と指摘した。

　道は設備投資の支援について、運行赤字の負担割合とは別に検討する考えも示した。道総合政策部の斎藤由彦交通企画監は「2市1町の意見を聞きながら、検討を進めるにふさわしい考え方や割合を示していければ」と述べた。

（以上、引用終わり）

　先日、負担割合の見直しについての報道があったときから、議論の行方がどうなるのか、と動向を注視していました。

　市議会にも当該協議会の内容が資料配付されましたが、市議会でも議論になるだろうと思います。

　

<p>　先週土曜日、5月17日に立憲民主党北海道第8区総支部と函館支部の2025年定期大会を開催しました。昨年の衆議院議員選挙の総括や今年夏の参議院議員選挙勝利に向けた活動方針など、党員やサポーターズの皆さんとともに活動する考えをお示しし、全体の承認をいただきました。<br />　また、午後からは、7月に予定されている参議院議員選挙で立憲民主党から立候補を予定している「勝部けんじ」参議院議員の再選に向けて、連合の皆さんや農民政治力会議の皆さんと「参議院議員選挙立憲民主党北海道第8区合同選挙対策本部」の発足会議ならびに第1回選対会議を行いました。<br />　私は、これまで幹事長を務め、立憲民主党の8区での活動や選挙戦などの実務を行ってきましたが、この大会をもって退任しました。振り返れば、2003年から2009年までの6年間と、2015年から今年2025年までの10年間、合わせて16年間、幹事長を務めさせていただきました。長すぎるとの思いもありましたが、各種選挙を抱えながら、次の世代の皆さんにバトンタッチする機会を逃し続けてきました。<br />　2年前の大会でも退任の話があったのですが、衆院選の予想からその機を逃してしまいました。今回は、衆院選も終わり、その結果（満足できる結果にならなかったこと、目標としてきた完全勝利に及ばなかったことなど）からも、長くなったことも含めて退任の良い機会だと思いました。<br />　幹事長としての16年間、常任幹事や副幹事長、副代表なども含めると、きっと四半世紀以上を党の任務とともに過ごしてきました。私はもともと、鉢呂吉雄さんの秘書でしたが、党の幹事長として金田誠一さんや逢坂誠二さんの選挙戦に携わり、病気療養中の金田誠一さんのもとに至り、次期選挙への不出馬を確認させていただき、逢坂誠二さんへのバトンタッチを実現したことなど、きっと語り尽くせぬほどの思い出（良いこともそうでないこともたくさん）が出てくるでしょう。<br />　比較的白黒をはっきりさせたがる正確で、特に選挙戦などでは支援、協力いただいている皆さんにも嫌な思いをさせてきたのではないかと反省しています。<br />　新執行部（常任幹事会）に籍を置くべきではないと考えていましたが、現職議員は常任幹事会に入ってもらうという方針を作ったものとして、自分の責任を放棄すえる訳にはいかないので常任幹事には残りますが、古株がいるとやりづらいこともあるでしょうから、できるだけ静かにしていようと思っています。<br />　午後からの選対会議は、議案はつくりましたが、幹事長を降りた後ですから、私は出番はありません。参院選について、会場内の皆さんの本音は分かりませんが、簡単だと思っていたら大間違いです。そのことを管内有権者の皆さんにどう伝えていくのか。私たちの手腕が問われていると感じています。<br /> 　いずれにせよ、長い間お世話になりました。心からお礼申し上げますとともに、この間のご支援、ご協力に心から感謝申し上げます。</p>