よい気質と悪い気質。
誰にでもあります。
いつも函館のことをけなしていますが、地元でも三流のタビビトに会うわけですから、
旅先でも三流のタビビトに会って当然ですな。
それ自体は驚くべきことでわありません。
それより気になるのは地元民の資質。コミュ力。
「観光されてる」という意識がありやなしや、よく見えてきます。
ときどきアンケートを書け、という観光地がありますが、
スタッフひとりひとりが旅人とコミュニケーションを試みてみ?です。
最初は地元中高生の観察。
ここへは前日、午後深めに行ったのですが、いま一歩。
で、翌日早朝再訪しました。
のどかな無人駅でしょ。日本一海に近い駅のひとつ、だそうです。
愛媛の下灘だと海との間に道路が走っているので、確かにこっちのほうが海に近い。
ところが朝、7時台です。
ザ・通学列車。そのなかで
ドアの近くに立って詰めない少年のリュックのチャックが半開き。
名前はKクンでした。自分がいる周囲の状況を見ないんだろうな。
かと思うと、
翌々日。長崎本線普通列車の車内。
自分の置いた荷物の両脇に女子高生2人ずつ着席。
別に自分が席を開けていたからいいんですが、
「ナニコレ、誰の荷物?」と思わないのでしょう。
フツウはジャマだなこのでっかいの。と思うけど。
お菓子を食う子、寝にかかる子。制服で学校わかっちゃいますね。
調べんけど。
こちら肥前鹿島駅の観光協会。レンタサイクル、電動で2時間400円。
はっきり言って破格です。(安い!)
この近くに新籠海岸(肥前鹿島干潟)があって、ラムサール条約湿地なので。
チョット鳥見。成果はほんの少し。まだ大きく動き始める季節じゃなかったのと、
潮汐表で調べた満潮2時間前は遅すぎ、でしたね。
↑クロツラヘラサギ ↓ツクシガモ
ただ、貸出し料金が安いいっぽうで、ロッカーもなく、荷物預かりもなし。
JRの向こう側に抜ける「踏切」の位置を訪ねるも、付近の地図なし。
これでイメージしたのは自転車返却時、感想を聞かれる可能性。
たぶん30%以下だろうな。
案の定、返却時かけられたコトバが「これから北海道に戻られるんですか?」
どーゆー意味?
そりゃいつか家には帰るべ。この先もまだ九州まわるんですか?
が親切な声かけちゃうん? 佐賀に来てやってるんだぜ!!!
やはり観光協会も「高齢者の自己実現の場」と化しているきらいあり。
本記事ラストはこんな三流旅人。
場所は熊本城天守。
自分の行動パターンは最上階では東西南北のすべてのビューを記録する癖。
すると南東スミで屋根の瓦を熱心にとってるおばはん。
となりに連れ合い。
ジャマだな、と連れ合いをツンツン押してみる。
てか、ジャマなのは横にただ突っ立ってるこの連れ合い。
するとそのおっさんたら「早くしないとこのおっさんに押されるぞ」
わざわざ聞こえるように言い放つ。
でも、撮られるスキがありすぎ。
きっと九州の見知らぬイナカから都会の熊本に観光に来たのでしょうね。
素晴らしく周囲が見えていらっしゃらない。
さて、最後のが究極エピソードかと思えば、これを上回るすごいのがあったのだけど、
ま人口7万の小都市でのハナシなので、次の機会に譲ります。
それにしても旅は山あり谷ありが楽しくてしゃあないわ。
さて、エピソード自体はこの4本は前半戦。後半戦、はもっとすごい。
別の方向性で考えたくなるほど。三流どころの話ジャナイ。世界は広い。
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