<p>　今日は、函館地区保護司会の令和６年度定期総会が開催されました。函館地区の保護司の充足率は全国最低ラインにあり、定数２５０名に対して１７５名で、充足率７０％となっています。保護司確保重点地区に指定されています。<br />　保護司は、犯罪を犯した人たちの更生、再犯防止、犯罪予防活動など、重要な役割を担っていますが、給与的な意味ではボランティアですから、職業としてのお誘いはできません。<br />　今年は、更生保護制度７５周年を迎え、毎年開催している北海道更生保護研究大会も記念大会となり、函館市で開催されます。保護司に関心をもっていただいて、担っていただけるとありがたいです。<br />　函館地区保護司会は、函館市堀川町１３-１３、更生保護サポートセンター内、電話＆ＦＡＸは（0138）83-2021です。</p>

2024年4月22日　月曜日（№4366)

　函館の今日の天気は、晴れ、最高気温は15.9℃でした。
　昨日より気温は低かったのですが、風もなく、よく晴れた気持ちのよい天気でした。　
　今日は終日、議会だよりを配布しながらごあいさつ回りをしましたが、絶好の外回り日和でした。

【道が宿泊税の説明会開催】

　北海道が宿泊税の導入に向けて　地域説明会を札幌市内で開いたことが報じられています。

（以下、北海道新聞から引用）

　道は22日、法定外目的税「宿泊税」の導入に向けて、市町村と事業者を対象にした地域説明会を札幌市内で開いた。参加者からは使途や徴収事務に関する意見が相次ぎ、導入に反対する声も上がった。
　
　説明会は、自治体向けと宿泊業者向けの2回に分けて実施し、札幌や北広島など4市と札幌市内を中心に21事業者が参加。道は有識者懇談会の議論のまとめで示した税額設定や使途、徴収の役割を担う事業者に協力金として徴収額の3％程度を交付する方向で検討していることなどを報告した。
　
　意見交換では札幌市内のホテル事業者が使途に関し「税収ありきではなく、何を成し遂げるための税金であるかを引き続き検討してほしい」と要望。別の事業者は協力金について「人手不足の中でどの程度の作業ができるのか多くの疑問が残る」と指摘し、徴収業務の簡素化を求めた。一部の参加者は「宿泊者や事業者にとって負担ばかりでメリットがない」と導入に反対した。
　
　説明会は5月21日まで14振興局管内の計19カ所で実施する予定。参加者に税導入の賛否や期待する使途を問うアンケートを配布し、後日集計する。道は懇談会のまとめに対するパブリックコメント（意見公募）を5月23日まで行っている。

（以上、引用終わり）

　記事を読む限りでは、結局、「なぜ、北海道が宿泊税を導入しようとするのか」が理解されていないのではないでしょうか。

　全道から徴収した税をどこにどんな目的で投入するのか、理解されるような内容が示されなければ、話は前に進んでいかないと思います。

　現在の状況では、道税で取られるくらいなら市町村税として徴収して自分のところで全て使えるほうが良いと考える市町村があるのではないかと思うのですが、そのへんはいかがなのでしょうか。

　北海道新聞社が今月５～７日に行った全道世論調査では、道の宿泊税導入の賛否について、「賛成」「どちらかと言えば賛成」が合わせて７３％だったと報じられています。

　賛成理由は、「観光地としての魅力向上に必要」が４３％だったとされていますが、それであれば何も道税である必要はないのではないかと思います。
　仮に、市町村税として導入せず道税のみだったとして、自分の住む市町村に投入されるのなら賛成というのも理解はできますが、道民も多くは道税として宿泊税の使途について具体的にはイメージできていないのではと受け止めました。

　記事にあるとおり、北海道による説明会は、今後、振興局単位で開催されることとなっており、５月２０日には渡島地区でも開かれることになっています。
　午前が市町村対象で、午後は事業者対象だとのことですが、議員も参加できるなら話を聞いてみたいと思います。