<p>　度々で恐縮ですが、函館バスでの不当労働行為（解雇等）で、労働組合書記長の懲戒解雇事件について、一審・函館地裁判決は懲戒解雇は無効とし、組合側の勝訴となりましたが、これを認めたくない会社側は札幌高裁へ控訴し、その判決が今日言い渡されました。<br />　判決は、（会社側が行った控訴は棄却するというもので、一審の函館地裁判決を支持した上、さらに、一審判決を改め、「不当労働行為の意思を持って行った」「不法行為」と、より厳しい表現となりました。<br />　これを受けて、夕方市役所を訪問し、大泉市長に状況の報告と要望書の提出を行いました。要望書は、私鉄総連本部と連合北海道および連合渡島地協、当該私鉄総連函館バス支部の代表者により市長に手交しました。<br />　これで、これまでと同様な法による判断が下された訳ですが、これまでと同様に、裁判所の判断を不服として上告するのか、前の労働組合執行委員長の再雇用拒否事件での最高裁判決の内容を考えれば、上告そのものが企業のコンプライアンスを自らかなぐり捨てることになるわけですが、今の函館バス(株)の企業倫理・退室では、自らの違法性を認めようとしないのではないかと、悲しい予想をしています。<br />　来週は、強制（一方的）配転を受け入れず協会解雇などになった従業員の、これも一審で会社側の敗訴となった控訴審の判決が札幌高裁で行われます。本当に、いつまで続けるつもりなのでしょうか。<br />　</p>

<p>　毎日少しずつ早まってきた開花予想日も、さらに早く、今日「開花宣言」が出たそうです。まだ18日、ＧＷまで1週間以上ありますから、ＧＷ早々でなければ桜の下でのお花見は楽しめないかもしれませんね。<br />　さて、新幹線の函館駅乗入れの調査結果の市議会議論や、ＪＲ北海道社長の発言が大きく取り上げられました。「ライナーを残すことで決着している」との発言があったそうですが、あれはそう決めなければ北海道新幹線が開業できない状況の中での話で、函館市民も経済界も「函館駅乗入れ」を主張し続けていました。<br />　しかし今、札幌延伸時にはその函館ライナーもＪＲで運行しないと言っているのですから、函館市民やその代表である市長が「函館駅乗入れ」を主張しても何もおかしくはないと思います。<br />　議論の結果、できないという結論がない訳ではありませんし、乗り越えられない壁はないという言葉もある訳ですから、しっかり議論したいと思っていることは、これまたしっかり伝えていきたいと思います。</p>